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青山商事 郊外型店舗出店見直しへ 2プライス店舗を強化
2001.05.21 16:58
紳士服業界首位の青山商事は既存店出店計画を見直し、郊外型の店舗の出店を抑制すると発表した。「洋服の青山」としての出店をひかえ、都心を中心に、2プライススーツを主力にした店舗展開を強化して行く。
同社は首都圏を中心に店舗展開して行く予定で、80坪前後の物件を中心に新店の出店を加速して行くと見られる。
主力となる紳士服は既存店を中心に苦戦が続いており、通期では14%の減額となった。
紳士服のみならずカジュアル衣料も展開しているが、イトーヨーカ堂、ダイエーもPB(プライベートブランド)を展開しており、競争激化は避けられない。
低価格なスーツを中心に事業基盤を整備、収益力強化を図る。