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A・D・S　駐車場向けに会員制サービス開始

2001.04.16 16:22

　A・D・S（東京都千代田区）は、日本初の駐車場、車両を対象とした、新型の補償制度システムを5月10日より開始する。同システムは車両維持修理等にも対応する予定で、割引のある会員制のサービスとなる。
　現在、日本の場合は建物には建主（所有者）が入る火災保険があり、賃借人には賃借人賠償特約付火災保険がある。駐車場にも自動車管理賠償責任保険があるが、賃借人が入る保険はなかった。駐車場自体に対する被害とピッキングによる車上荒らしやタイヤの破損などは最近増えている背景があり、車両保険は高くて入れないという人や、保険の割引が気になり、保険を活用できない人は、同社の開始する会員制クラブに申し込む事で、被害援助を受ける事ができる。具体的なサービス内容は、駐車場破損時の修理援助、ピッキング被害時の修理費援助などで援助金の上限は一律10万円、なお、同会の年会費は４８００円となる予定。