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シスコシステムズ　VDSL敷設サービス　低コストで高速通信可能

2001.04.16 16:22

　ネットワーク機器会社・シスコシステムズ（東京都千代田区）では「VDSL」の敷設サービスを開始する。
　「VDSL」は「xDSL」の一種で「Very high bit rate Digital Subscriber Line」の略。接続距離を限定する代わりに、高速通信を可能とする。
　同社がこの度敷設サービスを行うVDSLは、最大15ｍｂｐｓの伝送スピードでデータを送信する事が可能であり、通常10ｍｂｐｓで利用している事が多く、利便性に優れている。
　既にシスコシステムズ・アメリカ法人では、「VDSL敷設サービス」の販売を開始しており、スターウッドホテルなどで採用されている。
　また、日本でもホテルやインターネットマンションも視野に入れており、既存の電話線を利用する事で大規模な工事を必要としないメリットを武器に、既存中小ビルの競争力を向上させて行く。低コストの通信インフラ整備は、ビルオーナーにとってビル再生の新たな選択肢となる。