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使用済み空調用フィルタを燃料へ再生 日本バイリーン・NKKが合意 4月より開始

2001.03.05 17:25

 空調用フィルタメーカーの日本バイリーン(東京都千代田区)は、NKK(東京都千代田区)と使用済み不織布ろ材を同社が回収し、NKKが高炉原料化システムに投入することで合意、4月より本格的に同事業を展開することを発表した。これまで使用済みの空調用フィルタは使い捨てが原則で、産業廃棄物として埋立てや焼却処理されていたものの、このリサイクルシステムの立ち上げによって、使用済みフィルタの再燃料化を実現。
 同社では今後、代理店を含めたグループ企業で使用済みフィルタの回収にあたり、前処理業者に萬世(横浜市南区)、収集運搬業者にひかりライン(東京都江東区)を加え、新たな協力体制を構築・運営していく。
 4月より関東地区限定でスタートし、来年4月には全国展開を開始する予定。

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