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<トピックス>不動産中央情報センター 高齢者優良賃貸住宅のモデルルーム公開を実施

2001.01.01 10:06

 福岡を中心に賃貸住宅・ビルの運営管理を行う不動産中央情報センター(北九州市)が高齢者向け住宅の運営に力を入れている。
 今後の高齢者人口小野増加に対し建設省では1998年より高齢者向け優良賃貸住宅制度(高優賃)を創設し高齢者用住宅不足に対応しているが、その国内竣工第一号物件となる同社の賃貸住宅「モンタン」のモデルルーム公開が昨年末に行われた。
 同物件は北九州市小倉駅から約5キロメートルの郊外に位置し約500坪の敷地に対し1Kタイプ(35.05平米)が18戸、2Dタイプ(46.74平米)が6戸の計24戸を建設したもの。
 家賃は1Kが48000円、2DKが64000円となっているが年金額に応じた家賃保証制度があり入居者の負担額は約7割程度となるのが大きな特徴。
 1ヶ月間の公開中モデルルームの来訪者は79件で述べ104名、現在のところほぼ全室入居が見込めるという。
 同物件への入居を決めた、あるいは検討している理由としては「現在の家が坂の上で不便」「家の中に段差が多い」「病気の際に緊急対応してくれるなど」というのが上位を占めた。
 同社のこのモンタンが好評だったことを受け今後も高優賃物件について積極的にかかわる予定だという。




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