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大和リース/タカオ 駐車場の屋上に「賑わい」を 遊具設置の立体駐車場を開発
2024.01.29 10:43
大和リース(大阪市中央区)と大型遊具メーカー国内最大手のタカオ(広島県福山市)は、屋上に大型遊具を設置した「にぎわい創出型 自走式立体駐車場」を共同開発した。
自走式立体駐車場の屋上スペースを有効活用する。商業施設の立体駐車場などの集客力向上、マンションの立体駐車場の住民の満足度向上や地域コミュニティの活性化のほか、観光施設・駅・空港などの立体駐車場があまり使われていない時間を有効活用できるよう、魅力向上に貢献するとしている。
遊具には、国内大型遊具トップシェアのタカオのオリジナル遊具を採用。他では遊べない特別な空間を提供する。設置するのは、年齢・性別・障害の有無に関係なく遊べる「インクルーシブ遊具」。一緒に楽しめる空間を提供し、交流・学びの場を創出する。
設計・施工は大和リースとタカオが協業し、設計から施工、アフターフォローまで一貫して行う。ワンストップで工期短縮、コスト削減を実現。品質の保証にも寄与するとしている。
遊具は子供の利用を考えた安心設計としており、屋上階の床は衝撃吸収性能を有するゴムチップや人工芝で舗装。外周部には高さ2mの落下防止策を講じたフェンスを設置。多機能トイレの設置など、安全性と利便性に配慮した設計を行う。
2月1日から大和リースが販売し、年間販売目標は50億円。