週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

東急プラザ原宿「ハラカド」4月17日開業 感性刺激する新たな原宿カルチャーの創造・体験の場

2024.02.19 11:03

 東急不動産(東京都渋谷区)は、東京地下鉄(東京都台東区)と開発を進めてきた複合商業施設「東急プラザ原宿『ハラカド』」が、4月17日に開業すると発表した。開業に合わせ、既存の「東急プラザ表参道原宿」は「東急プラザ表参道『オモカド』」に改称する。
 「ハラカド」の立地は東京都渋谷区神宮前。神宮前交差点に面し、「オモカド」の対角に位置する。地上7階地下1階の建物に物販、サービス店舗、飲食店など75店舗が入居する予定。
 地下1階~地上2階には、これまでECサイトや地方で出店していたブランドの実店舗や原宿初出店など、新しいチャレンジをする店舗を揃えた。「ハラカド」らしい「楽しむ」が詰まった個性的なラインアップで、訪れる人の感性を刺激するという。
 3階の「クリエイターズプラットフォーム」は、クリエイティブマインドを持つ人々や企業が文化を生み出し、世界に向けて発信する空間。会員制のクリエイティブラウンジやラジオ局・J-WAVEのほか、企業のコラボレーション拠点やカフェなどを集めた。
 4階には、「多様なカルチャーやエンターテイメントを、ボーダレスに体験できる場所」を構築する。第一弾として、フロアを「ハラッパ」と題し、焚き火を囲うようなインスタレーションなど、自然やサステナブルを感じるコンテンツを展開。「自然・チルアウト×原宿で体験」をテーマにした企画を行う。
 5~6階の飲食フロアは「原宿のまちの食堂」がテーマ。5階には店舗が横丁のように軒を連ね、アートも点在。6階は芝生ゾーンと開放的な屋上テラスとがつながり、自分らしく過ごせる空間を提供する。
 7階の屋上テラスは、神宮前交差点の全体を使った発信が可能な唯一無二の交差点メディアとしても機能する。緑豊かな庭園空間と飲食提供が可能なポップアップスペースとが連動し、多様な企業やブランドとのコラボレーションイベントが開催できる。




週刊不動産経営編集部  YouTube