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オーエンス 広域ビル管理システムにより展開を強化

2000.12.18 16:26

 ビルの管理・マネジメントを手掛けるオーエンス(東京都中央区)は、広域ビル管理システム「BUILMESSE-24」の展開を開始した。
 同システムは、通信回線を利用し、ビルを効率的・集中的に遠隔管理するというもの。
 このシステムの導入により、現在常駐の設備要員が行っている管理業務を、通信回線による集中管理に変更できるので、人件費等の管理コストの削減を実現する。また、システム採用により、様々な省エネ、省コスト化が可能になり、ランニングコスト低減にも役立つ。
 ビルオーナーにもパソコンにより各機器の運転状態にアクセスできるので、電気、ガス、水道の使用状況も確認、把握することが出来る。
 同社では、この管理システムにより、ビル個々の管理データを蓄積、そのデータを元に同社の蓄積しているノウハウ、設備管理技術を生かすことで、ライフサイクルコストの合理的な低減とビルの資産価値の維持、向上のためのコンサルティングサービスを提供できるという。
 「先進の広域ビル管理システムと当社の建物管理ノウハウの融合により、それぞれの建物に最適なトータル管理システムをご提案できます」(同社)。




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