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富士重工業 無人清掃ロボットがオフィスビル各階を清掃 住友商事と共同で開発

2000.12.18 16:26

 富士重工業(東京都新宿区)は、エレベーター連動清掃ロボットシステムを販売。
 このシステムは、同社と住友商事が共同開発したもので、無人清掃ロボットがエレベーターによりオフィスビルの各階を独力で移動し、床面を清掃するというもの。
 この無人清掃ロボットが、所定の格納場所から自動的に発進、独力でオフィスビルの各階を順次移動し床面清掃を行った後、最後に元の格納場所まで戻るというもの。オフィスビルの各階の移動は、無人清掃ロボット自身が現在どの階にいるかを認識し、次の行先階を決定、エレベータードアの開閉を指示することにより行われる。汚れやすい場所などの状況に応じて自律走行のスピードを調整することが可能であり、人が言った場合と同程度のきめ細やかな清掃サービスが提供できるとしている。従来人手不足により行われていたオフィスビルの共用部分の清掃作業での、機械化、省人化、コスト低減、清掃品質の均一化を実現する。
 また、同社は、この清掃ロボットに警備等が行える機能を搭載し、床面を清掃しながら警備巡回も行うというシステムをセントラル警備保障と開発し、実用化している。




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