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森トラスト i-GATE神谷町来月オープン ベンチャー企業育成型ビル システム開発ら3企業が入居

2000.11.20 11:34

 森トラストが手がけるベンチャー企業インキュベーションオフィス「i-GATE(アイゲート)神谷町」が来月オープンすることになった。
 同施設は森トラスト所有の虎の門40森ビル(港区虎ノ門5丁目)の3階、5階の2フロアを株式公開を視野に入れたベンチャー企業に貸し出すもの。
 実際の運営については金融・及びIT産業に関するコンサルティング会社として多くの実績を有するグローバル・ブレイン(千代田区)が行う。同社は入居希望者に対する一時審査及び入居企業に向けたソフト面の成長促進のサポートに加えて出資支援を行う。
 一方森トラストは都心一等地の好物件を提供することで入居者の経営をハード面からサポートしてゆく他入居者への出資も行ってゆく。
 「入居者が株式を公開した際のキャピタルゲインが期待出来るだけでなく、将来当社所有ビルの大口入居者になる可能性の2つのメリットを見込んでいます。従ってベンチャー企業といっても創業したての企業ではなく、株式上場を1~2年後に見込んでいるある程度成長軌道に乗った企業が入居対象になります。しかし、一般的な企業に比べ業務内容になじみがないなど入居審査も難しく入居後倒産してしまうというメリットが高いのがベンチャー企業の特長でもある為、有能なコンサルティング会社をブレーンとして招き、そこのノウハウを活用しました。インキュベーションオフィス運営する場合、このパートナーの質の良し悪しが経営の成否に大きく影響を及ぼすと思います」(森トラスト)
 入居企業はシステム開発ら3社が既に決定している。いずれも2003年までの株式公開が予定されている。




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