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松下通信工業 新タイプの監視用記録装置 長時間記録が可能
2000.10.23 14:13
松下通信工業(港区)は記録媒体に高密度での長時間記録が可能な大容量ハードディスクを採用した監視用記録装置「デジタルディスクレコーダー」の販売を今月2日より開始した。同社ではコンビニエンスストア等の小売店舗やビル・工場の入出監視用として販路を拡大させてゆく考えだ。
同商品の特徴は大容量(30GB)のハードディスク(HDD)を採用し、外部スイッチャーやフレームスイッチャーを組み合わせ、複数のカメラ映像を順次切り替え録画・再生・検索することが可能になっている点で、既存の監視システムにも容易に接続することができる。
またHDDの採用によりテープ交換の手間やメンテナンスの大幅な低減が図れるというメリットがある。
標準価格は1台25万円(税別)。同社では年間3万台の生産を計画しているという。