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(財)ヒートポンプ・蓄熱センター 7月を“蓄熱月間”として展開を強化
2000.06.26 16:26
(財)ヒートポンプ・蓄熱センター(東京都中央区)は、7月を“蓄熱月間”として、「蓄熱式空調システム」の普及を強化する。
蓄熱式空調システムとは、夜間の電力を使い、昼間の冷暖房に使うエネルギーを冷水や氷または温水として蓄え、そのエネルギーを有効活用するというもの。ビルオーナーやテナントといったユーザーにとっては電気、ガス、水道料金などのランニングコストの低減といった経済メリットを生む。
同センターでは、蓄熱月間である7月に「蓄熱の集い」などを開催。
7月5日(水)~7日(金)までの3日間、東京ビックサイト(東京・有明)にて開催される「蓄熱フェアin東京」では蓄熱システムをはじめ、電気を効率的に利用できる各種機器・システムを扱う約80の企業がブースを出展し、商品、システム等を紹介する。
「会場では、蓄熱システムのメリットを十分に納得していただけるよう、各種機器・システムとの組み合わせをはじめ、お得な料金メニューやサービスなど、さまざまな情報をとりそろえご紹介してまいります」(蓄熱フェア実行委員会)。
同イベントでは、企業による出展者ゾーンの他、「TEPCOサテライトコーナー」など多様なコーナーを用意している。例えば「TEPCOサテライトコーナー」では、顧客の業種に適した組み合わせを提案、業種ごとに「店舗・流通ステージ」「産業ステージ」「事務所ビルステージ」「学校ステージ」「医療・福祉ステージ」などを用意。この他にも調理実演やミニセミナーをはじめ客席電化、新調理システムなど新技術を紹介する「電化厨房コーナー」など盛り沢山の内容になっている。
開園時間は3日間共通で10時~17時。