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日本ユニシス　建設業界向けASP事業展開

2000.03.13 16:21

　日本ユニシス（東京都江東区）は、建設業界向けに業務ソフトを期間貸しするASP（アプリケーション・サービス・プロバイダー）事業を展開。これは同社が行っているASP事業「asaban.com（朝晩どっと混む）」の1メニューで、建設プロジェクトにおける関係者間の様々な情報共有や指示、確認、報告などのコミュニケーション業務をインターネットを使って効率化しコストダウンを図るサービス「ProjectCenter（プロジェクトセンター）」を、4月から提供開始する。
　「建設プロジェクトにおける情報管理は、施主、設計者、ゼネコン、下請け業者、部材メーカーなど多数の関係者が、時間的にも制約を受けながら、設計から施工、保守に至る各段階で、図面、指示書、現場写真、議事録や確認履歴などの必要な情報を効率的に共有し、セキュリティを確保しながら正確に伝達することが焦点になります」（日本ユニシス）
　今回、同社は米国におけるインターネット技術を使った建設プロジェクト情報管理のホステッド・サービスとして実績を持つブリックスネットとの技術提携に基づき、同社製の「ProjectCenter」を日本化し、昨年末に発表した「asaban.com」の1メニューとして、国内建設業向けに建設プロジェクト情報管理サービス事業を立ち上げた。