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寺田倉庫がインキュベーション施設を開設 入居費無償・1000万円融資でスタートアップを支援へ
2024.04.22 11:22
寺田倉庫(東京都品川区)は、倉庫空間をリノベーションしたインキュベーション施設「Creation Camp TENNOZ」を開発し、水辺とアートの街をビジネスイノベーション拠点とするプロジェクト「Isle of Creation TENNOZ」を始動する。開業は9月を予定している。
同施設の立地は東京・天王洲。倉庫を改装した施設で、スタートアップに必要な支援プログラムも備える。「創造のための場」と「メンターからのアドバイス」の両面をセットにして提供。入居費用なども込みで、2年間無償で提供する。
天王洲にスタートアップ、ベンチャーを誘致し、起業家、アーティスト、クリエイターなど多様な人々が交流し、街と企業が共創するエリアとなることを目指すプロジェクトだ。
施設内には、創業期の2~5名程度のチームが最大10組入居する予定。ベンチャーキャピタルも入居することから、投資家の視点からのアドバイスを受けることも可能。
現在、1期生を募集している。応募資格は、寺田倉庫から1社1000万円の融資を受けること。会社設立から2年以内。初の起業で代表者の年齢は18~40歳。初めての起業メンバーで構成されていることなど。