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山下PMC　再開発ビルのマネジメントを受託へ　神戸市主導・地上32階延床9.9万㎡の大規模複合ビル

2024.04.22 11:38

　山下ＰＭＣ（東京都中央区）は、兵庫県神戸市が実施した「雲井通５丁目地区再開発ビル公益施設内装等整備事業における発注支援及び施設整備に係るマネジメント業務」において、優先交渉権者に選定されたと発表した。同社は、４～８階の大ホール、９～１０階の図書館、附帯する諸室に関する内装等の整備事業を設計施工一括発注方式で実施するにあたり、事業者の募集等に関する支援、および施設整備に係るマネジメント業務を担う。完成は２０２７年１２月を予定している。
　同ビルは、延床面積約９万９０００㎡、地上３２階地下３階塔屋２階建て、バスターミナル施設・公益施設・商業施設・業務施設・宿泊施設・駐車場等が整備される計画。
　低層部分には、バスターミナル施設・神戸市のホール機能（大ホール・多目的スペース等）や図書館機能、商業機能、屋上庭園を複合的に配置。
　高層部分には、海と山を一望できるラグジュアリーブティックホテルとハイグレードオフィスを導入。
　２階の屋外歩廊空間は、立体歩行者動線「バーティカルパッサージュ」で、１０階の屋上庭園と接続する。