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愛知県に開発中の日本最大級のインキュベーション施設 パーソルテンプスタッフが運営を受託

2024.05.06 11:52

 日本最大級のインキュベーション施設として開発が進んでいる「STATION Ai」の業務を、パーソルテンプスタッフ(東京都渋谷区)が受託した。
 「STATION Ai」の開発地は、名古屋市昭和区の愛知県勤労会館跡地。建物は敷地面積7332・11㎡、延床面積2万3098㎡、鉄骨造地上7階建て。日本最大級のスタートアップ支援施設として、10月の開業を予定している。
 イノベーション支援やビジネスマッチングを促進し、交流やアイディア活性化に寄与する空間や機会の場を提供すること、そして愛知県を中心としたグローバルなスタートアップ・コミュニティーを形成し、日本のみならず世界におけるイノベーション創出の中核的な拠点となることを目指しているという。
 施設の開発と運営は、ソフトバンク(東京都港区)の100%の小会社で愛知県スタートアップ支援事業を行うSTATION Ai(名古屋市中村区)が実施。
 各フロアをスロープでつなぎ、建物全体を一つの空間としているほか、IoTやAI、ロボット等先端技術を備える施設となる。
 1~3階は、カフェ・レストラン等の飲食スペース、イベントスペースを設ける。3~6階は、オフィスフロアで、スタートアップや企業が利用するワークスペースや会議室等を配置する。
 パーソルテンプスタッフが受託したのは、同施設のオフィス、貸し会議室、イベントスペース運営に関わる業務。スタートアップ・パートナー企業が入居するオフィス、地域の人も利用できる貸し会議室・イベントスペースの運営を行う。




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