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【週刊不動産経営】「日本橋本町M-SQUARE」着工 緑豊かな教養空間を整備したオフィスビル

2024.06.24 11:20

 三井不動産(東京都中央区)と鹿島建設(東京都港区)は、新築オフィスビル「日本橋本町M-SQUARE」を着工した。設計施工は鹿島が行う。竣工は2025年11月を予定している。
 計画地は東京都中央区日本橋本町1丁目の昭和通り沿い。東京メトロ半蔵門線・銀座線「三越前」駅徒歩4分、東京メトロ銀座線・東西線・浅草線「日本橋」駅徒歩5分など、4駅6路線が利用可能。
 計画では、敷地面積約1433㎡、延床面積約1万4205㎡、S造地上12階地下1階建てのオフィスビルを建設する。
 オフィス基準階は専有面積約960㎡で、ワーキングエリアの他、コミュニケーションエリアや会議室などを含めたレイアウトが可能。
 BCP対策としては、停電時に共有部と専有部に72時間電力供給可能な非常用発電機を設置する。
 屋内階段には、オフィスワーカーの健康増進を高める仕掛けを施す。エントランスから階段の位置が分かる作りとし、階段の壁面・踊り場の意匠性を向上させて屋内階段の利用を促進する。
 建物は「立体的な緑のデザイン」×「歴史の継承」をテーマとし、植栽や行燈による照明演出を予定。外構や屋上庭園は複層的な植栽を配置し、仕事の合間の息抜きやランチタイムにおけるリフレッシュなど、オフィスワーカーが快適に過ごせる場を創出する。
 三井不動産は、「COLORFUL WORK」をスローガンに、自分のカラーを生かして働けるワークプレイスの提供に取り組む。今後も、「Work」も「Life」も充実して過ごせる新しい働き方の実現をサポートしていくとしている。

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