不動産トピックス

編集後記

2024.07.01 11:11

 創刊30周年祝いに頂戴した胡蝶蘭の数々。咲き誇る花々を日々眺め、手入れもしている。これが実に楽しい。近隣の花壇まで世話をするほど花好きな我が母。DNAを確実に受け継いでいると、初めて実感している次第。(伊藤)

 去年、友達の結婚式で飾った花を分けてもらった。文字通り「幸せのお裾分け」だ。一人暮らしのせいか、花を飾る機会はほとんどない。だからこそ花の美しさを実感し、不思議と咲いている間はずっと前向きな気持ちで過ごせた。たまには自分へのご褒美に花を買うのもいいかもしれない。そのためには、まず一輪挿しを買わなければ。(椎名)

 学生時代、実家で母がゲッカビジンを育てていた。毎年7月になると大きな花を咲かせていた。花言葉は「ただ一度だけ会いたくて」。短い期間、夜になると花開く様子にぴったりである。夜は飼い猫が活発になる時間帯。ゲッカビジンが気になる猫と花を守りたい母の攻防がこの時期のお決まりの光景だった。(鵜野)

 仕事場として使っている古屋の庭に巨大なリュウゼツランがある。名前はランだがサボテンの仲間で、南米ではテキーラの原料にするとか。寿命は数十年と長いが、花を咲かせるのは生涯で一度きり、寿命が尽きる寸前という。古屋に根付いて40年ほど。その花を見てみたいような見たくないような。(久保)




週刊不動産経営編集部  YouTube