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セコム セキュリティとロボットを連携 清掃ロボットなどの誤検知対策を確立

2024.07.01 11:42

 セコム(東京都渋谷区)は、セコムのセキュリティシステムとロボットの相互連携規格「SECOM AZ Certified」を確立し、運用を開始する。連携第1弾として小型床清掃ロボットによる清掃をスーパーマーケットで行う。
 同規格は、ロボット活用に適したセンサー配置等のセキュリティプランニング、ロボットが清掃している間に侵入・火災が発生した際のセキュリティシステム運用などを定めたもの。セキュリティシステムによる必要な警戒状態を維持しつつも、警備用センサーによる清掃ロボットの誤検知を防ぎながら、店舗やオフィスでロボット清掃を行うことが可能になる。
 従来は清掃ロボットが侵入者などとして検知されないよう、人がロボット清掃に立ち会うなどしていた。規格の確立により、これらの人員コストが不要となる。
 また、オプションとしてシステムセキュリティ「AZ」および「AZ|Air」の専用アプリを通じて、清掃作業正常終了・中断などの通知を受け取ることも可能。




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