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日本真珠会館跡地の複合マンション「ブリリア神戸旧居留地」着工
2024.07.15 11:44
東京建物(東京都中央区)は、神戸市中央区にあった登録有形文化財「日本真珠会館」の跡地で、複合マンション「Brillia神戸旧居留地」を着工した。旧居留地エリアでの分譲マンション開発は14年ぶりという。
立地は、JR「三ノ宮」駅から徒歩10分に位置する。同物件は敷地面積743・64㎡、建築面積568・26㎡、延床面積6188・85㎡、鉄筋コンクリート造地上13階地下1階建て。総戸数53戸の分譲マンションと展示場、事務所が一体となった。
1~2階部分には旧建物を所有していた日本真珠輸出組合が「日本真珠会館」を設け、旧建物にあった「神戸パールミュージアム」などの施設の再オープンを予定。
外観は神戸旧居留地エリアに多く見られる三層構成のデザインとしている。また、建替え後の「日本真珠会館」では、旧建物の内装で使用されていたサインや照明器具などを一部そのまま再利用することで、神戸旧居留地の歴史を継承する。
前身の施設は、真珠産業の拠点として利用され、2023年3月に閉館した。