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大阪ガス都市開発　「京都リサーチパーク」に新築ラボ　ウェットラボなど整備

2024.07.15 11:48

　大阪ガス都市開発（大阪市中央区）は、子会社の京都リサーチパーク（京都市下京区）が運営する「京都リサーチパーク」内にラボ棟を建設する。着工は２０２５年１０月、竣工は２０２７年７月を予定している。
　「京都リサーチパーク」は科学技術系企業のオフィスや開発拠点の供給、ベンチャーの支援などを目的としたサイエンスパーク。１９８９年に東地区が竣工して以来、新事業・研究開発などのイノベーションに向けた挑戦を行う場として、オフィスや実験研究施設を集積させてきた。
　今回のラボ棟建設計画は、「京都リサーチパーク」内の既設建物を解体し、レンタルラボを備える新棟を建設するもの。既設建物の建替え計画は、東地区竣工以来３５年間で初の取り組みとなる。
　新棟は、賃貸面積計２７００㎡、地上７階建て。区画の最小分割を１００㎡以内、１フロア以上でも賃貸可能なプランとし、実験用排気装置が設置可能なウェットラボと実験用排気を必要としない用途向けドライラボを整備。また、ハードの整備とともに制度面での支援施策の検討も進めていくとしている。