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YKK AP ポリプロピレン利用の再生木製品 腐蝕せず優れた加工性がポイント
1999.07.01 16:54
YKKアーキテクチュアルプロダクツ(東京都墨田区)では、「再生木」を利用した景観事業に力を入れている。
この「再生木」とはペットボトルの蓋の部分などに使われているポリプロピレンと廃材の粉を原料としており、現在広く用いられている塩化ビニールと違って、焼却時にダイオキシンが発生しない事からも注目を集めている。
「再生木」の利点は、木と違って腐らないこと、ニーズに合わせて加工、着色できること、サンドペーパーでこするだけで手入れが簡単なこと、何より環境に優しいという点があげられる。
現在はベンチ、ボラード等屋外に設置される木製品の代用として利用されている。
同商品は昨年3月より販売が開始され、現在、公園や橋等の公共事業をはじめマンションの入口付近の景観事業を中心に引合いがあるという。
今後はビルのエントランス部分や休憩所、喫煙コーナー等を対象に快適空間の演出を積極的にアピールしていく予定だという。