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赤サビ無料診断キャンペーン実施 日本システム企画が先着20名を対象に

1999.06.21 10:43

希望者には同社製のパイプテクター販売
 給水管の赤水対策および配水管延命装置の製造を行う日本システム企画(東京都渋谷区・熊野活行社長03-3377-1106)は築15年以上のビルや施設を対象に給水管内の赤サビの発生や継手部分の閉塞状況を無料で診断するキャンペーンを関東、関西およびその周辺地域において今月より開始した。
 「ビルでは人が生活していないこともあり、水に対する意識が低いと感じます。ただ近年では20年以上経過した建物が増加し、給水管の早期診断がされていない場合は突然水漏れが発生するなどトラブルが起こる可能性があります。赤サビを抑制することはそのような被害を防ぐとともに配管の保護・延命にもなります。水に対する意識を高めてもらえるよう無料診断キャンペーンを行うこととなりました」
 診断は、水中鉄イオン値の測定などの配管内赤サビ発生状況の診断とファイバースコープによる内視鏡写真の撮影など配管継手部分の赤サビによる閉塞状況の診断の2点により実施。
 同社は、配管を切断せず配管外部より設定するNMRエネルギーを利用した配管内赤錆抑制配管延命装置「ウォーターマックス・パイプテクター」の製造、販売を行っており、今回の配管診断を実施したビルで同商品設置の希望があった場合には販売も行う。
 同装置を設置すると、初期の水漏れを解消する他、赤錆も徐々に黒錆化する効果がある。配管自体の延命効果もあり、設置後は40年以上もつようになるため、費用は配管取替(更新)工事に対し5分の1から10分の1と経済的。

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