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リサイクル性重視の新オフィス用チェア

1999.05.21 11:49

 イトーキ(大阪市)は快適さを追求した新構造のオフィス向けチェア「トリノチェア」の販売を17日より開始した。
 同商品は画面をハンモックの様に中空に浮かべる「フロート・ベンディングシート」構造を用いており長時間座り続けても疲れにくく、不快な蒸れも防ぐことが可能で快適な座り心地を実現した。
 また環境問題に対する取り組みとして張地や脚部などにはリサイクルしやすい樹脂素材のポリプロピレンを用いている。
 このポリプロピレンは生産に要するエネルギーが少なくて済むうえに、焼却しなくてもダイオキシンなどの有害物質を排出する危険性も少ないのが特徴だ。
 また廃棄の際の分別回収が容易な様に素材別に分解できる構造になっており、エコマーク商品の認定も申請中。
 初年度の販売額は10億円。

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