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アルセライト使用のカーテンウオール材 大林組など4社

1999.04.21 13:56

 大林組(東京都港区)・東洋アルミニウム(大阪市)・内外テクノス(大阪府大東市)・ショックベトン・ジャパン(埼玉県川越市)の4社は共同で循環型リサイクル建材「アルセライト」を外壁材として実用化に成功、カーテンウォールとして製品化し、、ショックベトン・ジャパンより「PCaカーテンウォール」として販売する。
 このアルセライトは東洋アルミニウムが開発した廃ガラス・セラミックス・再生アルミを主原料とするリサイクル建材。アルミの2分の1という軽量さにもかかわらず強度はコンクリートの2倍以上という特性があり、防火、遮音性にも優れている。
 これまでは内装用として内外テクノスが販売及び施工を行ってきたが産業廃棄物の問題や省エネルギーの観点などからリサイクルの意識が高まっていることを受けて、耐風性や耐光性・表面処理等の改良を重ねて外壁材用として実用化させた。
 コストは平米あたり5万2000~7万5000円程度

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