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精密機器の保管に適した防湿型キャビネット販売
1999.04.11 14:04
トーリ・ハン(東京都台東区・原章社長)ではカビやサビなどの湿気による害を防ぐキャビネット「ドライ・キャビ」を開発、販売している。
フロッピーディスクや写真フィルム、カメラ等にとって湿気やホコリは一番の大敵となっておりその保管は思いの他困難だ。
一般に湿度60%を超えるとカブやサビの発生は一気に促進されるという。東京をはじめとする国内主要都市の年間平均湿度が約65~75%程度であることを考えると、いつ大切な機器がカビの被害にあっても不思議ではないという。
同社のドライ・キャビはキャビネット内に特殊乾燥剤を備えた除湿器を設置、この乾燥剤がキャビネット内の湿気を吸着、その後乾燥材は加熱し、吸着された湿気は蒸気にかわり庫外に排出される仕組みになっている。
除湿器にはICタイマー、湿度調整器がついており収納物に応じた最適な保管環境をつくり出すことが可能になっている。