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ATM跡地に飲食店　スターバックスコーヒーがスルガ銀行内に　3月29日オープン

1999.04.11 15:02

　スルガ銀行東京支店（中央区日本橋室町）内に外資系コーヒーショップ「スターバックスコーヒー」がオープン、日本初のインブランチストアとして話題を集めている。
　今回のスペースはそれまではATMコーナーとして使用されてきたが同行の業務合理化の中で空きスペースとなった為、空地の有効活用とビル活性化の為、同行がスターバックスを誘致したもので広さは30坪。
　また最大の特色が、相方の店舗同士の相互通行が可能であり、スターバックス内にATM機が2台置かれている点だ。これにより、スターバックス側は、銀行来店客がロビーでの待ち時間にコーヒーを飲むという利用が見込める一方、銀行側はコーヒーを飲みついでにATMを利用するという「ついで需要」が見込めるという。
　一等地に出店している銀行は他の商業店舗にとっても狙い目となっており、スルガ銀行も第2弾として三島駅前支店（静岡県三島市）内にパソコンショップを誘致することが決定している。今後、銀行の業務再建化が進めば他行においても同様のケースは増えてゆくものと思われる。