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「銀座松竹スクエア」のガラス面に屋外広告 日本板硝子提供の屋外広告の試験放映を開始

2024.07.22 11:29

 日本板硝子(東京都港区、NSG)と松竹(東京都中央区)は、松竹が保有する「銀座松竹スクエア(築地松竹ビル)」で、NSGが提供するガラス建築の屋外広告媒体化サービス「GLASS NODE」を活用した「東銀座スクエアビジョン」の試験放映を8月1日から開始する。
 同ビルは地下鉄「東銀座」駅から徒歩2分に立地。敷地面積5460㎡、延床面積5万4069㎡、地上23階地下2階建て。商業施設、オフィス、レジデンスからなる大規模複合ビルで、全面ガラス張りの正面エントランスが特徴。
 「GLASS NODE」は、ガラス張りの建物のカーテンウォールを利用して透明LEDビジョンを貼り付け、広告媒体化するもの。街の景観に配慮しながら既存のガラス面を有効活用することができるだけでなく、フィルム状のLEDビジョンの透過性により、窓面に浮かび上がったように見える立体的でインパクトのある映像表現を提供する。
 今回設置する透明LEDビジョンは、縦約5m、横約10m。試験放映の期間は9月30日までとしている。
 NSGと松竹は「銀座松竹スクエア」の特長を生かし、エリアにマッチした情報発信機能を強化すると共に、デジタルとガラスの組み合せから生まれる新たな体験価値の創造に挑戦するとしている。

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