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アクア・アート 熱帯魚のレンタルサービスを開始 オフィスビル内に快適空間を演出

1999.03.21 11:40

 芙蓉総合リースの子会社で、アクアリウムインテリア商社「アクア・アート」(東京都中央区・上島慶太社長)は、オフィスワーカーのリラクゼーション空間の必要性に着目し、水槽に熱帯魚・水草等をセットした商品を貸し出している。
 一般の人が熱帯魚を購入すれば、ヒーターや酸素ポンプなど機器を含めて水槽ひとつで、少なくとも15万円はかかってしまう。しかし、同社のレンタルサービスは、全ての備品を付けて月々3万円から5万円で貸し出しており、その中には月々のメンテナンスも含まれているという。
 「熱帯魚や水草の補充は、レンタル料金に含まれており、使用者が負担するのは、月々の電気代(約700円)と1日1回、エサを与える作業をするだけです。応接スペースなどに設置することで、商談の糸口を引き出す効果もあると思います」と上島社長は言う。
 このレンタル水槽は、森ビル、安田ビルなどの他、営団地下鉄「水天宮前駅」にも設置、他にもゼネコン、設計事務所や工務店などと提携し、平成元年から関東地区中心に500件のビルにレンタルサービスを行っている。




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