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イトーキ 情報化に対応したライブオフィス 2月8日アーバンネット入船ビルにオープン
1999.03.01 12:03
イトーキ(東京都中央区・奥田努社長)は、同社のアーバンネット入船ビル(所在地・東京都中央区3-2-10)の2階を、最新の情報ツール・ネットワーク設備と、それに対応したオフィス家具やレイアウトプランを組み合わせたモバイル系オフィスの提案(モデルオフィス)として改装し、2月8日にオープンした。
同オフィスは同社の営業部門のフロアで、今回の改装目的は、①業務改善による訪問効率のアップ②迅速な顧客対応システム導入による顧客サービスの向上③情報のデジタル化による情報生産性の向上④コミュニケーションの円滑化とチームワーク成果の向上を目指したもの。そのために求められるインフラツール・設備、家具の整備事例と営業活発化支援システムの一例を同社顧客に紹介する。導入した情報技術は、構内コードレス電話、携帯端末、ノートPC、赤外線LAN、高速ATMネットワーク、バイオステープルなど。
同社では東京・臨海副都心地区に「イトーキ東京ショールーム」を展開し、そこでオフィス家具などの展示をしているが、今回のライブオフィスでは、実際に営業部門をモバイルオフィス化することによって、必要とされる商品や支援システム・装備の最適展開のノウハウを集積し、オフィスの改革を希望する顧客には生きたアドバイスを提供できることを目指している。
なお、このライブオフィスは、予約制になっている。