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日本テクノ販売 水処理装置スーパークエスト全国発売へ 大手生保はじめ納入実績多数

1999.02.01 14:10

 日本テクノ販売(東京都豊島区・濵田貴吉社長)が、富士計器と開発した磁場式赤外線水処理装置「スーパークエスト」を全国30ヶ所の代理店において販売する。
 これは、永久磁石と遠赤外線吸収セラミックスの働きにより活性化した水分子が、配管から流出する赤水を止める装置。
 スーパークエストを介することにより水の分子構造が変化し”H”をつなぐ2つの”O”の角度が広がり、回転する。つまり、水分子の動きが活発化する。
 活発化した水分子は、配管内にこびりついた赤水の原因「赤サビ」を削る。従って、錆こぶのひどい配管を持つにつれて、赤水が出なくなるまでに時間がかかる。
 「当社の過去5年間の実例から見て、約3ヶ月あれば殆どの現場で赤水は止まります」と日本テクノ販売の鈴木誠嗣営業部長はいう。
 そんな赤水処理機の価格は、オフィスビルに設置されている高架水槽の容量によって差があり、3tクラスは270万円で5tクラスになると320万円。
 ランニングコストは、電気代として年間約4万円程度かかる。また、ラインポンプ(約5万円)の交換を10年に1度の割合で薦めている。従って、購入後10年間にかかるコストは約45万円になる計算。
 この商品の設置実績は、約2年間で398件(昨年11月末現在)。日動火災海上、日本生命と大京が主な取引先となっている。

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