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大丸 倉庫2棟を売却 特別損失に充当

1999.01.21 14:45

 百貨店の大丸(大阪市・奥田務社長)は、同社が東京都中央区勝どきに所有する倉庫2棟(土地面積3399平米、建物面積7715平米)を山久(東京都中央区、中村公一社長)に売却したと発表した。
 売却額は23億1000万円。大丸の売却益は16億5000万円になるとのこと、今月26日に引き渡しの予定。
 大丸は長びく消費不況の影響で法人向け外商部門を中心に苦戦を続けており、99年春の新卒採用を昭和24年の上場以来初めて見送るなど大幅なリストラを行っている。
 今回の売却益約16億円は、現在募集している中高年を対象とした早期希望退職措置に伴う、退職金などの特別損失に充当されるとのこと。




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