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千代田区富士見で再開発が始動
2024.08.19 17:07
東京都は、富士見二丁目3番地区市街地再開発組合の設立を認可した。着工は2026年度、竣工は2029年度を予定している。
「富士見二丁目3番地区第一種市街地再開発事業」の事業地は東京都千代田区富士見二丁目、「飯田橋」駅から約300m。現状では住宅や中小ビルが建ち並んでいる。拠点駅の駅前立地に相応しい、まちとしての集客力を高める業務・商業・公共公益施設および都心居住機能等の整備により、複合機能の集積を図る計画。小規模宅地統合による市街地の更新や区道の拡幅および無電柱化による緊急車両の通行の円滑化とともに、災害時には帰宅困難者を受入れることにより、地域防災力の向上に寄与するとしている。
地区面積は約0・5haで、A敷地とB敷地で構成される。
A敷地では、延床面積約4万5000㎡、地上21階地下2階建ての事務所、住宅、店舗、駐車場等の機能を備える建物を計画。
B敷地では、延床面積約1200㎡、地上6階地下2階建ての事務所等の機能を備える建物を計画している。
また、敷地内には歩道状空地、貫通通路、広場などを整備し、にぎわいの入り口や地域の憩いの場となるパブリックスペースを創出するとともに、駅とまちの連続性に配慮した歩行空間を創出。回遊性の向上を目指す計画としている。