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ヒューリックほか 東京都・墨田区からPPP事業受託

2017.09.11 13:28

「両国リバーセンタープロジェクト」始動
 ヒューリック(東京都中央区)が代表企業となり、佐藤総合計画(東京都墨田区)、鉄建建設(東京都千代田区)、坂田建設(東京都墨田区)が参画するグループは4日、東京都と墨田区が実施した「両国リバーセンタープロジェクト」の公募型プロポーザルで事業予定者として選定されたことを発表した。
 同プロジェクトは東京都と墨田区の所有地を民間事業者が定期借地し、都民利便施設(東京都)と子育てひろば(墨田区)を含む民間提案施設を建設・運営するPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)事業となる。計画地は両国国技館、江戸東京博物館、旧安田庭園など歴史・文化に関わる観光資源が集積する地域に立地しているため、多彩な地域の魅力を発信し、水辺と街をつなぐ回遊・滞在の拠点としての賑わいを生み出し続ける複合施設を整備する。建物規模は地上9階、延床面積約8064㎡、敷地面積約1510㎡。低層階には都民利便施設や子育てひろば、観光案内機能とカフェ等を配置し、上層階ではヒューリックが展開する「(仮称)THE GATE HOTEL 両国 by HULIC」を運営する。来年10月頃に事業用定期借地権設定契約の締結、工事着工。2020年6月頃に開業を予定。




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