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「世界貿易センタービルディング南館」着工
2017.09.11 13:34
浜松町二丁目4地区A街区本格始動
世界貿易センタービルディング(東京都港区)、鹿島建設(東京都港区)、東京モノレール(東京都港区)、東日本旅客鉄道(東京都渋谷区)は7日、4社共同で開発する「浜松町二丁目4地区A街区」の第1弾となる「世界貿易センタービルディング南館(業務棟)」が同日着工したことを発表した。A街区全体の敷地面積は2万1007㎡、延床面積28万7985㎡。地上39階地下3階、最高高さ約200m。全体竣工は2027年末を予定。今回着工した南館の延床面積は9万5239㎡。2021年1月に竣工予定だ。
東京都市計画都市再生特別地区の一つであり2013年3月に都市計画決定の告示を受けた。「浜松町」駅のポテンシャルを生かしながら、国際性豊かな交流ゾーンの形成や東京モノレール「浜松町」駅の建替えやバスターミナルの再整備などによる交通結節機能の強化を図る。また、MICE機能の整備や外国人滞在者支援機能及び交通・観光サポート機能の導入により国際競争力の強化を図り、業務棟・商業棟などで構成される国際的なビジネスセンターの創出を目指す。さらに「浜松町」駅からの歩行者デッキネットワークの整備、帰宅困難者の受入れスペースと災害支援機能も確保する予定。