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函館「棒二森屋」跡地 ホテルと共同住宅などを開発
2024.09.02 11:42
函館駅前東地区市街地再開発組合(函館市若松町)は、「函館駅前東地区第一種市街地再開発事業」の概要を発表した。着工は2025年11月、2029年5月以降に竣工・開業する予定。
計画地は北海道函館市若松町。2019年に閉店した百貨店「棒二森屋」跡地など約1haに、延床面積約3万8240㎡、ホテル棟、商業・公共公益棟、共同住宅棟などで構成される複合開発を行う。
ホテル棟は、延床面積約1万2000㎡、S造、地上11階地下1階建て。商業・公共公益棟は、S造、地上4階1階建て。共同住宅棟は、延床面積約2万1200㎡、RC造地上25階地下1階建て。他に、延床面積1570㎡の商業機能と、同じく約2540㎡の公共公益機能も整備する。
災害対策としては、防災備蓄倉庫、自家発電施設等を設置。その他、市民と観光客が交流する拠点「市民広場」も整備する。