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三菱地所/大成/中央日本土地 米ヴァージニアで大規模施設開発に参画

2024.09.16 11:48

 三菱地所(東京都千代田区)、大成建設(東京都新宿区)、中央日本土地建物(東京都千代田区)の3社は各米国法人を通じて、米ヴァージニア州ノーフォークのヴァージニア港付近で大規模物流施設の開発に参画する。全体竣工は2027年を予定している。
 計画地は、米国を南北に縦断しボストンやニューヨークなどの主要商業都市を結ぶ州間高速道路「I-95」とヴァージニア港の間に位置。同道路へつながる2つの幹線国道の結接点に面する。
 同計画は、敷地面積98万3000㎡、総延床面積約22万4000㎡。貨物車トラック用の駐車スペースを多く備えた物流施設全5棟を、3フェーズに分けて建設する。小売事業者やeコマース事業者などの利用を見込んでいる。総事業費は約500億円を予定。
 ヴァージニア港は米国・東海岸中部の物流を担う重要港湾で、旺盛な港湾需要に対応するため大規模なインフラ拡張工事が進行中。工事完了後は米国東海岸で最も深い水深(16・5m)を有する港となる。付近の物流施設は空室率が低位で推移しており、今後も物流需要の拡大と賃料上昇が見込まれているという。




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