週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

マテックス 10月4日に展示会開催 48回目の「MATEX FAIR」

2024.09.23 10:31

 窓専門の卸売業社・マテックス(東京都豊島区)は10月4日に、48回目となる展示会「MATEX FAIR(マテックスフェアー)」を「東京ドームシティ プリズムホール」で開催する。
 同社は主に、窓辺に関する改修やリノベーション等を含めた提案・プロデュース、窓ガラスの製造・加工業等を行っている。ここ数年は「メーカーと工務店・販売店」、「工務店・販売店と不動産オーナー」を結びつけ、顧客や取引先の新たなビジネスチャンスの創出にも注力してきた。この顧客や取引先を結びつける場としても機能する展示会が「MATEX FAIR」。1977年からスタートし、2005年からは展示会の内容をBtoC向けに舵を切った。2017年からはよりビルダー向けの展示会となり、回数を重ねるごとに業界での認知度・注目度が増している。出展企業は、窓・扉等のメーカーや建材メーカー、施工・リノベーション業者など。開催時間は9時30分~17時30分まで。予約制で、同社との取引や繋がりのある企業を中心に参加できる。
 今年のメインテーマは「“Purpose for ALL”~目に見えない文化を戦略へ~」。地域企業や仕入先と一緒に、持続可能なビジネスへシフトすることを目的としたリアルの展示会を開催する。来場者は最初、同社の思いを形にしたオープニングセミナーの視聴からスタート。視聴後に展示会場内へ案内されるのだが、来場者には必ず1人案内担当の同社スタッフが付く。各々の来場目的をスタッフも把握かつ理解した状態で案内するため、来場者の満足度は非常に高いことが特徴だ。ちなみに来場者の内3割はビルダー、7割は取引先の企業(窓・サッシメーカーや内装建材業者など)。他社との繋がりを求める以外に、住宅の断熱化や商材の選定といった来場目的が目立つ。
 マテックスフェアー実行委員長の吉田仁氏は「今年もパーパス目線のセミナーや企業様にご出展いただきます。来場者とご一緒に今後の窓の在り方を考える・見つめ直す機会を提供できればと思います。当社と過去に取引のありました企業で、ビルの場合は不動産事業者やビル管理会社、施工業者にも魅力的なイベントとなります」と語った。




週刊不動産経営編集部  YouTube