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「中座くいだおれビル」リニューアルへ 歴史・文化を継承しつつ飲食店舗の充実等を計画

2024.09.23 10:37

 野村不動産マスターファンド(東京都新宿区)は、所有する商業施設「中座くいだおれビル」を、2025年春に全面リニューアルすると発表した。
 同ビルは延床面積8280・08㎡、地上6階地下1階建て。2004年に竣工し、2017年に野村不動産マスターファンドが取得した。立地は大阪市中央区道頓堀で、1661年に「中之芝居」として設立されたと言われる芝居小屋「中座」の跡地とされる。2009年に閉店した飲食店「くいだおれ」の名称を借り受け、マスコット人形の「くいだおれ太郎」も同ビルに移設されている。
 リニューアルでは、大阪を代表するマスコット「くいだおれ太郎」や「お狸様」といった同エリアの歴史・文化を継承しながら、「食いだおれ」として飲食店舗の更なる充実はもちろん、大阪らしいエンターテインメントを提供する店舗、地域コミュニティ活性化を図る店舗などを配置し、道頓堀の魅力の核となる「情緒・体験価値を高めるエンターテインメント空間」として生まれ変わるという。




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