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<リパークニュース>サンスペースが川崎市武蔵小杉駅前に430台の大駐車場開設 24時間稼働で新サービス導入

1998.10.21 10:43

 サンスペース(本社・東京都新宿区・伊藤正裕社長)では8月1日、川崎市武蔵小杉(JR南武線・東急東横線)駅前にて、月極・時間貸併用の大規模駐車場をオープンさせ、好調に実績を伸ばしている。
 リパーク武蔵小杉は、以前東京三菱銀行が自社野球場に利用していたもので、月極めスペース200台、時間貸しで228台、計428台分の車室スペースが用意され、同社の駐車場でも最大規模を誇るものだ。
 「当社では現在、時間貸しで7500台、月極で4500台、トータルで1万2000台以上のスペースを管理・運営していますが、新施設は、民間の平面駐車場で駅に近く、24時間稼働の施設としては、恐らく日本で最大規模になると思います。また武蔵小杉リパークでは、これまでの駐車場に無い各種のサービスを導入。地元に密着したサービスを提供する事で、近隣の方々には好評を頂いています」(事業開発第三部部長・頼藤勝氏)。
 頼藤部長が話す、各種のサービスの一つは、武蔵小杉駅前にあるスーパー「イトーヨーカ堂」、「マルエツ」等との提携ポイントカードだ。このポイントカードは、一定のポイントがたまった段階でたとえばクーポン等と交換出来るもので、近日には実施予定であると言う。
 また、当日は2000円以上で1時間の割引など、駅前買物客へのサービスを提供する事で、時間貸しの稼働率を高める考えだ。勿論、データイムは、8時から22時で、20分100円。ナイトタイムは22時から翌8時まで60分100円と、リーズナブルな値段を設定しているのも、郊外型ならではだ。さらに入庫後24時間以内なら、何時間停めても、上限で1800円の、新サービスも登場した。一方、月極めには、通勤定期(月曜から金曜の前日)1万2000円もあり、新たな駐車場として注目を集めている。尚、詳しい内容はフリーダイヤル、0120-307-089迄。ホームページは、URL http://www.repark.com




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