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シンドラー 中国でエスカレーター大量受注 同社のアジア戦略に大きな弾み

1998.10.21 10:44

 世界第2位のシェアを持つエレベーター・エスカレーターメーカーのシンドラー(本社スイス)の中国法人・中国迅達電梯有限公司(CSE)が上海市が進める全長25kmの高架軌道エスカレーター122台の大量受注に成功した。
 昨年末には日本法人であるシンドラーエレベータ(東京都中央区)が都営地下鉄12号線で120台の大量受注に成功しており、同社商品のアジア市場での競争力の強さを裏付ける形となった。
 シンドラー本社では、アジア市場、なかでも中国を最も重要なマーケットと位置づけており、CSEもホテル、ショッピングセンター等大型施設を中心に納入実績を拡大、今年1月から8月間で26%の伸びを示していた。
 中国では交通インフラの整備が急速に進んでおり、今回の大量受注は同社のアジア市場における戦略にとって大きな弾みとなると思われる。




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