週刊ビル経営・今週の注目記事

毎週月曜日更新

日立機材 商品網を拡大 大型ビルへの工法導入も可能に

1998.10.01 11:17

 日立機材(東京都江東区・白倉伸也社長)では一昨年10月より小規模鉄骨造建築物を対象に「Uボンド工法」を販売してきたが、この度この工法が適用される角形鋼管柱の範囲を拡大し、本格的な販売活動に入ることを発表した。
 従来はこの工法は角形鋼管柱200から300まで適用されていたが、今回は350から600までを追加し、販売品種のラインナップを16種類に拡大され、従来では不可能だった規模の建造物にもUボンド工法を用いることが可能になった。
 このUボンド工法は、鋳鋼製のベースプレートとU字形定着アンカーボルトを組み合わせた露出型固定柱脚で、従来の工法に比べボルトの径小化と基礎の根切り深さをより浅くすることが可能となっているのが特徴。また鉄骨の工場製作と現場基礎工事が同時進行出来るために工期の短縮が図れる他、工数低減によるコストダウンも可能だという。




週刊不動産経営編集部  YouTube