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ビル経営センター ビル経営管理講座の優秀小論文7編決定 テーマは「転換期のビル事業」など
1998.08.21 14:07
平成9年度の「ビル経営管理講座・一般実務課程」の修了考査論文のうち、優秀小論文7編がこのほど決まった。
小論文はビル経営管理業務の基礎知識習得を目的とした一般実務課程における「修了考査」として位置付けられているもので、ビルマネジメントに本格的に取り組む人にとって重要な課題の一つ。提出数の総数は101編だった。
ビルヂング経営センターの小論文考査委員会が示した総括的講評によれば、小論文のテーマや内容については、今年も、オフィスビルの経営に関して、実社会の現状を反映した賃料の減額や更新、サブリースに関する諸問題、老朽化ビルのリニューアル、地震対策等の危機管理といったものが多いように見受けられたとのこと。
優秀小論文に選ばれたのは、岸秀治氏(野村ビル総合管理)の「転換期のビル事業」、上遠野公一氏(第一恒産)の「既存運賃ビル投資(売買)における取引・投資指標としての取引利回りについての考察」など。