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定期借家権の法的分析・対策セミナー　原状回復、保証金返還などの対処的解説　8月28日

1998.08.01 14:28

　「ビル賃貸借における定期借家権の法的分析と対策－昨今の古くて新しい課題への課題解決手法」と題した経営セミナーが、8月28日、東京・丸の内の新丸ビル地下1階大会議室で開催される。
　講師は弁護士の江口正夫氏（我妻・海谷・江口法律事務所）。著書に「借地借家法Q&A」（にじゅういち出版）などがある。
　金融ビッグバン時代を迎え社会経済構造が大きく変化する中で、大手企業の倒産等に伴う期間内解約権の行使と現状回復の範囲の問題など、倒産後の賃貸借契約の処理と自力救済の問題、さらに契約終了後の保証金返還要求と返還時期など、従来から議論されてはいるが、古くて新しい課題への対処について解説する。同時に新たな導入が予定される定期借家権を、経済的にではなく、法的に分析し、その実務上の問題点を明らかにする。
　講義項目は「借地借家権法と期間内解約権の講師」「契約終了と原状回復義務の範囲」「保証金の返還時期に関する約定と賃貸借契約の予想外の早期終了」「定期借家権によるビル賃貸借の法律上の留意点」など。