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三菱電機ビルテクノサービス 遠隔監視のオプション商品発売 「データーシャトル」で冷凍・空調管理の充実図る
1998.07.21 15:06
三菱電機ビルテクノサービス(本社・東京都千代田区、小林凱社長)では、冷凍・空調設備を24時間・365日連続して遠隔監視する「く~るリモートメンテナンス」が好調で実績を上げているが、去る6月から同システムのオプション商品として、設備運転の状態をリアルタイムで監視するシステム「データシャトル」の販売を開始している。このオプション商品「データシャトル」は、食品・薬品などの向上・倉庫のように「冷凍・空調設備の台数が多く運転データ収集などの日常管理業務の負担が大きい」、「温度管理が製品の品質に大きく影響する」という、ユーザー側の悩みに応える形で開発されたもの。
また、管理室などのパソコンへ、冷凍・空調設備の運転データを5分毎に表示・蓄積し、日報の自動作成を行う為、管理業務の効率化、省力化、厳密な温度管理を実現出来る。勿論、設備の異常や異常にいたる前の変調等も、24時間遠隔監視する「く~るリモートメンテナンス」との二元管理により、冷凍・空調設備管理の充実を図る事が可能。「く~るメンテナンス」は、冷凍・空調設備を24時間365日連続して遠隔監視するシステムとして、1996年の10月より販売が開始されている。現在では、対象となる機種も拡大され、ほとんどの冷凍・空調設備の遠隔監視が可能となった。
三菱電機ビルテクノサービスでは、「データシャトル」のオプション商品販売により、ライフサイクルコストの低減が実現出来るとしている。尚、初年度の販売目標は300件。システム利用料は、月々22万円から。