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三菱電機ビルテクノサービス ビル診断&リニューアル展を開催 リニューアル事例を紹介 総来場者3000人超す
1998.07.21 15:08
三菱電機ビルテクノサービス(東京都千代田区)は、7月6日から8日までの3日間、池袋のサンシャインシティ内、文化会館にてビル診断&リニューアル展を開催した。これは同社が推進する「ビルリニューアル事業」のPR活動の一環で、3日間でビルオーナー、建設設計事務所、設備管理者など、計3270人が足を運んだ。
会場は昇降機、空調、照明、電気、給水、消防などのビル設備関連のブースが集まるビル診断&リニューアルゾーンと、遠隔管理サービスコーナーと設備・運営管理サービスコーナーが設置されたトータルビル管理サービスゾーンに分かれ、ビルの診断・リニューアルに関する技術・危機や各種リニューアル事例が紹介された。
今回、特に来場者の関心を集めたのが、氷蓄熱空調システム、省エネ照明システム、定期ビル診断などで省エネ・省コスト、資産価値向上に関しての強い意識が感じられた。
最新の通信技術を使った管理システムの構築への積極的な取り組みにも注目が集まった。ビル遠隔監視システムでは、PHSを活用し東京23区を中心に顧客のメンテナンスを行っている約700名のエンジニアの位置を把握することで、設備の故障等に対する迅速な対応を可能にしている。
同社は1987年よりビル診断事業を始め、これまでに1万2000件の診断実績を持つ。赤外線カメラやハイテク診断機器を装備したビル診断車の開発・導入の他、1994年には本社にエンジニアリングセンターを設置するなど、その活動内容には業界の注目が集まっている。