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<イベント告知>グリーンビルディングジャパンがシンポジウム 「都市と建築のグリーン化 新たなまちづくりのビジョン」テーマに

2024.10.14 11:03

 グリーンビルディングジャパン(東京都千代田区、GBJ)は10月24日、神田明神ホールで「GBJシンポジウム2024 都市と建築のグリーン化 新たなまちづくりのビジョン」を開催する。
 GBJは、グリーンビルディング認証のグローバル基準「LEED認証」の普及を通じて日本にグリーンビルディングの取り組みを根付かせることを目的に2013年に設立された。LEED認証とは、米国グリーンビルディング協会(以下略称USGBC)が開発・運営するビルト・エンバイロメント(建築や都市の環境)の環境性能評価システム。建物の環境性能を評価し、認証を付与するプログラムとして世界で最も普及している認証制度の1つ。日本ではCASBEE認証制度の認知度が高いが、国際的には投資家や不動産事業者においてLEED認証の認知度が圧倒的に高い。日本でもLEED認証を取得する不動産オーナーは緩やかに増加している。近年では人の健康とウェルビーイングを評価する「WELL認証」の普及・推進も進んでいる。
 GBJは毎年、LEED・WELL認証における国内外の最新情報を伝える場としてシンポジウムを開催してきた。今回で11回目となるシンポジウムは10月24日(木)の13時から神田明神ホールで開催される。テーマは「都市と建築のグリーン化 新たなまちづくりのビジョン ~構想から実践へ 脱炭素の次なるステップ~」。会の冒頭ではUSGBC North Asiaによる挨拶とプラークセレモニーを実施。その後はパネルディスカッション「都市と建築のグリーン化 新たなまちづくりのビジョン」で登壇者のプレゼンテーションの後、ディスカッションと続く。
 パネルディスカッションでは、シンポジウムのテーマに沿い「都市と建築のグリーン化」の理念と取り組みについて議論を行う。モデレーターはGBJの似内志朗氏が務める。パネリストには、建築家、都市計画や都市環境、不動産開発、サステナビリティ、イノベーションなどの業務・分野からの6名の論客が登壇する。テーマに関する国内での取り組みや理念をディスカッションすることで、さらに持続可能なまちづくりを一歩進めるための契機とするのが狙いだ。
 シンポジウムへの参加・聴講は無料。事前登録制となっており、GBJの特設サイトページから登録できる。持続可能な不動産開発や運営に関する情報収集が可能なイベントとなる。




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