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倉庫リノベーションのリソーコ ショールームを11月オープン リノベーションや可動式の家具など提案
2024.10.21 11:44
倉庫リノベーション事業を推進するリソーコ(東京都港区)は、ショールーム「Warehouse Market Tokyo『FACE to SPACE(フェース・トゥ・スペース)』」を、新交通ゆりかもめ「芝浦ふ頭」駅近くの倉庫街にある「五色橋ビル」に、11月18日にオープンさせる。
設計デザインは、建築設計を主軸にグラフィックや映像など、領域を横断して活動するUNQUOTE(東京都目黒区、アンクオート)が、施工は月造(横浜市西区)が担当した。
「FACE to SPACE」は、倉庫や築年数の経った「ビンテージ不動産」を、クリエイティブオフィスやスタジオ、ラボなどに転用する倉庫リノベーション事業の推進を目的として設置。見学は事前予約制で、リソーコが手掛けた様々な事例の情報が閲覧できるほか、倉庫リノベーションの世界観を実際に体験することができる。リノベーション向きの倉庫物件探しや、建築家・デザイナー探しの相談も受け付ける。同ビルのテナント向けワークスペースとして活用するほか、撮影スペース、ギャラリーなどレンタルスペースとして時間貸しも行う。
特徴的なのが、ショールーム内に配置された11個の可動式家具。今回新たに発表されたもので、空間を自由に変化させながら間仕切りを行う。机や棚などに変形するものもあり、向きや組み合わせを変えたり、変形させたりすることで、空間の大きさや用途に応じて柔軟な使い方ができる。
内装仕上げがされていない倉庫のような空間に可動式家具を導入することで区画の形成と内装仕上げを同時に行え、また家具だけで内装工事が完結するため、賃貸オフィス入居工事における複雑な工事も最小限に抑えることができるという。再利用も可能で、原状回復工事の負担も軽減。内装区画工事ではない選択肢として可動式家具を用いた、間取りを固定しない区画方法を提案していく。