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大阪市北区で「ブランズタワー大阪梅田」開発 壁面緑化等行う環境先進マンション

2024.11.04 12:06

 東急不動産(東京都渋谷区)は、大阪市北区で「ブランズタワー大阪梅田」の開発を始動した。竣工は、2027年1月下旬を予定している。
 計画地は、Osaka Metro谷町線「中崎町」駅から徒歩3分の場所に位置する。
 同物件は、敷地面積2913・33㎡、延床面積3万0095・64㎡、RC造・一部S造地上38階建て、総戸数256戸の新築分譲タワーマンション。
 環境対策としては、Low-E複層ガラスや高断熱浴槽などの設備機器の導入で、「ZEH-M Ready」の基準を達成。超高層物件で「ZEH-M Ready」の「BELS」認証を取得するのは、同物件が日本初となる。
 全戸には、エネファームを導入し、家庭で使用される想定電力量の約71%をカバーすることができる。また、停電の際には自動で自立発電専用コンセントに給電可能。
 マンション共用部の電力には、大阪ガス(大阪市中央区)と共同で出資参画する横浜町風力発電所の電力を供給する。
 共用ランドリー機器には、カーボン・オフセット都市ガスを利用する。
 同物件では、駐車場棟と人工地盤を大規模に緑化し、同じ階のラウンジスペース等から緑を望むことができる。また、住居棟アプローチ部分の壁面も立体的に緑化している。




週刊不動産経営編集部  YouTube