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野村不動産と相模原市が街づくりで協定 公園へのカフェ設置やエリアマネジメント組織によるイベントも
2024.11.11 12:09
野村不動産ホールディングス(東京都新宿区)と野村不動産(東京都新宿区)は、相模原市と「地域共創型」の街づくりに関する包括連携協定を締結した。市全体の街づくりに協力していく。
協定では活性化・防災・スポーツ・街づくりなどについての連携に合意。野村不動産から相模原市に対しては、市の中心駅の1つである「相模大野」駅周辺の街づくり事業への活用を目的に、「暮らし潤いさがみはら寄附金制度」を利用した寄附を行った。
野村不動産グループが開発中の分譲マンション「プラウドタワー相模大野クロス」に近接する相模大野中央公園では、タリーズコーヒージャパン(東京都新宿区)と協力してカフェを設置。帰宅困難者対策への取り組みとして、「災害時帰宅支援ステーション」の役割を果たす。相模原市は公園のベンチの増設や水景施設の改修などを行う予定で、野村不動産は公園のトイレを改修し、子育て世代でも使いやすい仕様に改善。公園の魅力向上に貢献する。
さらに、「プラウドタワー相模大野クロス」低層部に「にぎわい広場(仮称)」を整備。隣接する市営駐車場と接続するほか、約350インチの大型デジタルサイネージも設置。JCOM(東京都千代田区)と連携して、地域ニュースや防災情報等の放映を計画している。
野村不動産とJCOM、タリーズコーヒージャパンの3社は協力してエリアマネジメントの取り組みを行い、「にぎわい広場(仮称)」や相模大野中央公園でのイベント実施を検討している。地域企業へも活動の輪を広げていく予定で、野村不動産が所有する商業施設「ボーノ相模大野」も含めた相模大野駅周辺から同マンション、さらには相模大野中央公園まで連続した賑わいの軸を形成することを目標としている。